この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社内の推しメン先輩は、なぜか私のことが好きらしい。
第2章 私は推しが好きすぎる
 そのお陰もあって、こうして夕飯がてら、仕事の相談事ができる。営業成績トップの人から、セールストークを直接学べる。いくら同じ部署で働いているとはいえど、こんな機会は滅多にあることじゃない。だからこそ、こんなに有意義な時間を過ごせたことに対して感謝しかなかった。
 そう主張すれば、先輩は安堵したように表情を和らげる。
「……椎名さんの役に立てたのなら、よかった」
 優しい口元に艶めいた笑みを見せ、満足そうに顔を綻ばせる。その甘やかな微笑に、私の鼓動がぴょんっと跳ね上がった。
 彼の爽やかな笑顔を前にすると、私はいつも胸がドキドキと張り詰めていくのを感じる。それは決して嫌な緊張ではなくて、恋焦がれるような甘酸っぱい感覚に似ていた。
 そう感じるのも仕方ない。男に免疫のない女子が見たら、卒倒間違いなしの蕩けそうな笑顔なんだから。色男の溶けそうな微笑みとは、ある意味で目に毒だ。
 そう、この御方。松永圭さんは社内でも、一・二を争う程のイケメン社員として有名な方だったりする。
/60ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ