この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
それが運命の恋ならば
第10章 その薔薇の名前は 〜night rosegarden〜
「…いや…皺もあるし…そばかすだって…」
泣きそうに貌を背ける紫織を柔らかく封じ込め、両手で彼女の小さな貌を持ち上げる。
じっと見つめる千晴の美しい瞳が、やがて賞賛の色に輝いた。
「…なんて綺麗なんだ…。
皺もしみも何もないじゃないか…。
貴女は出会ったあの頃と、少しも変わらない…。
…いや、あの頃より更に美しく艶やかになっている…」
…それに…
と、まだ不安げな紫織に優しく告げる。
「…もし、貴女が年相応に年齢を重ねたとしても、僕はそんな貴女を愛おしく思うよ…。
だって僕は、貴女そのものに心酔しているんだから…」
紫織の潤んだ瞳から、透明な涙が溢れ出す。
「…千晴さん…」
その涙を優しく吸い取りながら、囁いた。
「…だから、貴女のすべてを見せて…。
…そして、貴女のすべてを僕にくれ…。
…今すぐに…」
男の熱い囁きは、紫織の身体と心を震わせ、昂らせた。
「…千晴さん…」
…キャミソールの細いストラップが、白くか細い肩から滑り落とされる…。
紫織には、もう抗う術は残されていなかった…。
泣きそうに貌を背ける紫織を柔らかく封じ込め、両手で彼女の小さな貌を持ち上げる。
じっと見つめる千晴の美しい瞳が、やがて賞賛の色に輝いた。
「…なんて綺麗なんだ…。
皺もしみも何もないじゃないか…。
貴女は出会ったあの頃と、少しも変わらない…。
…いや、あの頃より更に美しく艶やかになっている…」
…それに…
と、まだ不安げな紫織に優しく告げる。
「…もし、貴女が年相応に年齢を重ねたとしても、僕はそんな貴女を愛おしく思うよ…。
だって僕は、貴女そのものに心酔しているんだから…」
紫織の潤んだ瞳から、透明な涙が溢れ出す。
「…千晴さん…」
その涙を優しく吸い取りながら、囁いた。
「…だから、貴女のすべてを見せて…。
…そして、貴女のすべてを僕にくれ…。
…今すぐに…」
男の熱い囁きは、紫織の身体と心を震わせ、昂らせた。
「…千晴さん…」
…キャミソールの細いストラップが、白くか細い肩から滑り落とされる…。
紫織には、もう抗う術は残されていなかった…。