この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
それが運命の恋ならば
第11章 ふたつの月
…再び目覚めたとき、褥に李人の姿はなかった。

濃い陽陽が差し込む広い寝室…。
陽が高いのを知り、凪子は慌てて起き上がる。

…もう…朝なのだわ…。

不意に昨夜の記憶が生々しく蘇る。

…性交は、凪子が記憶しているだけで、二度は交わされた。

二度目は獣の体位だった。
半ば意識を失っている凪子を、李人は人形のように裏返し、荒々しく犯した。

『意識のない貴女を無理矢理犯すようで…興奮するよ…』
低く美しい声は悦楽に湿り、凪子の靄がかかったような脳髄を震わせた。

崩れ落ちる華奢な細腰を何度も掴み直し、激しい腰遣いで凪子を凌辱した。
『…なかに…出すよ…』
艶めいた声に、優しさが混ざる。
…早く、貴女とのこどもがほしい…。
その愛の言葉に凪子は覚醒し、再び痺れるような快楽のきざはしに引き上げられる。
『…ああっ…!…い…く……達っちゃ…!』
甲高い叫び声を上げる凪子の桜色の口唇を、背後から奪う。

…子宮口に注がれる熱く濃厚な牡液…。
『…んんっ…は…あ…ああ…ん…。
…あ…あつ…い…!』
衝撃に崩れ落ちる華奢な腰を引き寄せ、執拗に抽送を繰り返す…。

『…まだまだだ…もっとたくさん出すよ…。
…すべて飲み込んで…零したらだめだ…そう…いい子だね…』

『…ああ…あふれ…る…』
…愛おしい男の精液を、すべて体内におさめたくて、凪子も緩やかに腰を動かす。

『…可愛い凪子…。
…愛しているよ…』

…君のすべてを…。

優しい愛の告白に、絶頂の悦楽を纏いながら、凪子は再び愛と恍惚の沼に沈んでいったのだ…。

/349ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ