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それが運命の恋ならば
第3章 愛と哀しみの夜明け
離れの周りにも家屋を取り囲むように見事な枝垂れ桜の大樹がぐるりと植えられていた。
今が盛りの美しい花の樹に身を隠すように、凪子は足早に歩いてゆく。

潮の香りが強くなった。
…海が近いのだ。
家の前は海岸だった。
辺りには民家はない。
まるでこの家の専用の海辺のような海だった…。

…あと少しだわ…。

小走りになる凪子の背中に、低くハスキーな男の声が控えめに掛かった。

「…奥様…。
…どちらにいらっしゃるのですか…?」」

凪子の肩がびくりと震えた。

…この声は…。


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