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それが運命の恋ならば
第3章 愛と哀しみの夜明け
熱い湯の中でも李人は激しい口づけを止めなかった。
強く抱き竦められ、貪欲に舌を絡められる。

熱い湯の中で、身動きが取れない。
息が苦しい…。
凪子は朦朧とする意識の中、力なく湯船の底に沈み込む。

李人が再び口唇を繋げ、熱い息吹を注ぎ込む。
…まるで、己れの情念をすべて凪子にぶつけるかのように。

「……」
…何かを呟かれたが、凪子の耳には届かない。

…このまま…死ぬのかしら…。

ぼんやりと考える意識すら、じわりじわりと遠のく。
身体の力がくたりと抜けてゆく。

やがて、力強い手が凪子の腕を引き上げた。

…ふと意識を取り戻し、気がつくと、凪子は湯船の淵に引き上げられていた。


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