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秘匿の闇市〜Midnight〜
第4章 淫蕩の婦人会
くちゅ……くちゅくちゅ……
造りが平らげられたあと、あさひも女達の遊具になった。
貝さえ失くせば、開脚してもこぼれるのは愛液だけだ。あさひは女達のちょっかいを受けて、育江仕込みの反応を見せる。
それにしても、今日は特に腰の奥が切なく疼く。どこか熱っぽく、感じやすさが増している。あさひも場の雰囲気に酔ったのか。
僅かな不安を覚えていると、乳首と陰核、敏感な突起を同時に三人の女達が吸い上げて、四人目があさひの唇を塞いだ。胸の奥がきゅんと顫える優しいキスは、あの夕方、彩月と交わした以上のものを知らない。しかし今、あさひの口内をまさぐる女の舌は、チーズケーキの良い香りがする。
「小松原さん、あさひちゃんまだ新品なんでしょ?ここは、いつからお使いになるの?」
「どうしようかしらね、何かの景品にするのも良いし、私達皆で楽しむのも良いし……」
「あの家政婦さんは?随分、格好良い人」
「ああ、柳亜子さんね。先月、入ったばかりなの。あれで配偶者がいらっしゃるんだから、くれぐれもお遊びだけになさってね」
「まぁ、ご結婚されているの……。なら、処女じゃないんですのね」
客達が腹を満たすと、佳子が空き皿になったワゴンを下げるよう指示を出した。
あさひのワゴンを下げたのは、柏原たまきという家政婦だ。
国立大学の現役学生であるたまきは、今日の客達の中に娘や息子が同級生だという女が数人いるらしく、さっきまでキャンパスの話で盛り上がっていた。