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秘匿の闇市〜Midnight〜
第4章 淫蕩の婦人会
終着のない快楽にとりこめられて、おそらくあさひは十五回を超えるオーガズムを経た。
クリップは、乳首を引きちぎらんばかりに重量を増しながら、あさひが乳房を揺らしても、硬貨がじゃらじゃら喘ぐだけだ。こぼれた分が、あさひの肌を撫でて落ちる。半分ほどの量になれば、女達が新たな硬貨を投げ入れに来る。
更にあさひは、陰核にバイブレーターを固定された。胴に装着されたハーネスに、ガムテープ──…後者は先日、買い物リストに含まれていたものだ。あの小路での最終目的地でようやく手に入ったそれも、あさひを極度の刺戟から逃さないよう尽力していた。
そして肛門は、彩月の指がさんざんほぐした膣口から這い出たものでぬるぬるになって、ディルドが上下に運動している。
じゃらん……じゃらじゃら……
身体中が紅潮して、どれだけ腰を振り動かしても、絶頂の余韻に浸る暇も与えられない。
赤く膨れ上がったコットンパールを彩月の指がくにくにとつねり、彼女の指が腹を遊ぶ。いっそ今だけ感覚が麻痺してしまえば、とまで頭を掠める。規則的な振動に慄き続ける陰核の側を、彼女の指が往来して、舌が浅瀬を撫で回す。