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秘匿の闇市〜Midnight〜
第4章 淫蕩の婦人会
下半身が麻痺するか、気絶した弾みにこときれるか、或いは──…自分はどうなってしまうのか。そうした恐怖もある地点まではあったのに、あさひの中に、今はもうどんな感情も湧かない。
これが、売られた、ということなのだ。
快楽も、度が過ぎれば苦しみ悶える毒になる。休みたい。一秒で構わない、陰核だけでも休ませたい。
しかしあさひに容赦や同情を求める権限はない。あさひは佳子の所有物で、こうして自ら開脚した格好で、首輪に繋がれた手首が痺れても、苦痛を訴えることは出来ない。
「ああああっっっ………っ!アンッ!アンッ!あっ……──ア"ア"ァ"ッ!あっあぁァンッん……っっ……」
気持ち良いんですもの。変態でごめんなさい。佳子様のペットになれて、幸せです──…。
そうしたことを繰り返し叫びながら、あさひは女達が自慰に食傷するまで、踊り狂った。
この肉体が壊れても、佳子の持ち物に罅が入った。ただそれだけのことになるのだ。