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秘匿の闇市〜Midnight〜
第6章 欠陥していく彼女
あさひがしゃぶしゃぶとペニスを舐める間、蜜原婦人が尻をくすぐっていた。
くすぐっていた、というのはあさひがそのように思い込んでいただけで、彼女はマジックペンを滑らせていた。
くちゅ……じゅるじゅるじゅる……ちゅるる…………
「グハァッ……お"ぉ"ぉおおおっ……!」
獰猛に滾った一物が飛沫を上げて、あさひの顔面が精液まみれになった。
テディをはみ出した臀部には、いつの間にか猥褻な言葉が散らされていた。
卑しい雌豚、汚物処理、ご自由にお使い下さい。…………
それらのインク文字は太ももにかけてまで広がっていて、実際、蜜原夫妻はあさひをその通りに扱った。
欲望を吐き出した蜜原氏のペニスをあさひが口でしごき直す後方で、蜜原夫人が女の潤みに呼び水をかけて、肛門や性器を指や玩具で攪拌した。
かくて男の一物があさひを貫いたのが一月半ばで、その翌週、この夫妻と懇ろの小坂夫妻も、物珍しいペットを所望した。
客のある日は一日一組から五組ほどを相手にして、全く来訪のない日は佳子の前でペットとして振る舞う。
それだけなら正月以前も以後も大して変わらなかったが、何せ既婚者の男の客が増えた。最後の段階を省くことを億劫がっていた客達が、今や膣内での射精の許可も下りたと聞きつけて、パートナーの仲介であさひを指名し出したのだ。
結果、佳子が友人達を呼び集めてささやかなバレンタインパーティーを開いた頃、あさひは二度の性病を経験していた。
例の医者の治療にかかる間は、やはり性器への接触を禁じられる分、客が減る。そうした中でも指名を受けると、あさひは口や乳房で接客した。