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秘匿の闇市〜Midnight〜
第6章 欠陥していく彼女
名前も素性も明らかではない男達からあさひが得るのは、快楽にも優って痛みだ。
股間の欲望を吐き出しては、あさひのどこかしらを使って再度の勃起を試みて、膨れ上がれば子宮めがけて射精する彼ら。
あさひの類稀な器量やか弱さは、長い間、女との縁がなかった男達を余計にそそった。彼らはひっきりなしにあさひの口や割れ目にペニスをうずめて、腹や顔にも精液を散らす。尻にも欲望を放出した。
あまりに絶え間ない蹂躙の末、ついにクレバスが悲鳴を上げた。
しかしあさひは、痛みを訴えられない。唇も吸われているからだ。女とのキスも諦念していた男達は、さしずめ喉を枯らせた砂漠の旅人だ。ともすれば娘ほどの年端の少女の唇に感動して、ぢゅるぢゅると貪っている。
「面白いわ、あさひ!でも、尻が食べこぼしているわよ。漏らしたらダメじゃない、せっかく精子をもらっているのに、全部腹に溜めなさい!」
「んっ……ぁ"っ……ハァッ……ア"ァ"ァ"ーーーっ!アンッアンッ!…──あ"ぁ"ぁ"ぁ"ァァッッ…………」
「お兄様は、もっと頑張らないと。社会のはみ出し者に体力で負けるなんて、情けない」
「っ、とは言ってもよ、くぁっ……こいつら、勢いが……」
あさひに欲望の先端を向けた遊が、また男達に跳ねのけられた。