この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘匿の闇市〜Midnight〜
第2章 肉欲の競り市場


「おおっ!」

「あらあら」


 客席の熱気に酔わされるようにして、ペニスバンドをつけた女が二十一番のショーツまで下ろすと、剥き出しになった尻を叩いた。


「人様の面前で悲鳴も上げずに、こんなものを……この、淫乱!」


 バシィィィッッ…………


 二十一番から恍惚とした悲鳴が上がった。それは女が道徳的とする声とはほど遠く、それでいて女の期待に沿ったものだというのは、彼女の顔つきからして分かる。

 そう、あさひ達から所帯持ちの女の顔が確かめられるということは、つまり彼女に折檻を受けている二十一番の尻は、性器ごと客席に向いている。

 身に覚えのある、それでいてあさひ自身とはまた違う女の匂いが、全裸で呻吟する二十一番から立ち昇っていた。


「んんんっ……!あ"あ"ぁ"ぁ"ぁあっ…………あぁん!あん!こんな気持ちイィの……雌豚の気分……──恥ずかしいっ、こんなのが嬉しいなんて、私……あぁぁァンッ……」

「そう、嬉しいの……皆さんが見ているのに、欲望にしか意識が行かないなんて、雌豚にも失礼だわ……この大きいので、お仕置きしてやらなければ!」

「あぁぁァッ……!下さい……お姉様の、ぶっといの……大きなペニスで、家畜以下の私を叱って下さいぃぃ……っっ」


 二十一番の尻の窪みに玩具を根元まで突き入れて、女が買い値を提案すると、客席から二、三の挙手が出た。

 あさひは、こっそり自慰をしている数人の客の姿を認めた。


「ここまでエッチ好きな雌豚は貴重だ……俺が◯◯万で購入します!」

「なら、私は◯◯万──」


 自身が値上がりしていくのにも構わないで、二十一番は女と合体したまま、絶叫していた。


 まもなく女の提案した倍まで高騰したところで、彼女に付き添っていた男が挙手した。

 かくて二十一番は、結果的に、不倫相手と娘の姉を所望している女の所有物になった。
/372ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ