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秘匿の闇市〜Midnight〜
第6章 欠陥していく彼女
じゅわわ…………
「アアアぁぁぁぁちぃぃッッ!!!」
あさひは跳ね上がりそうになった。
ガムテープの覊束がなければ、じかに鉄板を乗せたあさひの乳房と腹の間は、焼け爛れていただろう。
手を合わせた姫猫が、優雅な手つきで肉にナイフを入れ始めた。
「あさひ。揺らさないで。手が滑って乳首まで切りそうだわ」
姫猫のフォークが、あさひの乳房の頂をからかう。彼女が肉を切る度に、ガムテープを隔てて肌を熱する鉄板が重圧を増す。
「ヒギィィ……っっ!熱いっ、許して……あ"つ"い"でずぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"ぅ"っっ…………」
香ばしく焼けた肉の匂いが、実は自分自身のものではないかという錯覚が、徐々にあさひを蝕んでいく。鉄板は、なかなか熱を引かない。肉を半分ほど食べたところで、姫猫がチーズフォンデュを所望すると、メイドがあさひの乳房に鍋を傾けた。
とろ……
「熱ッ……」
「まぁ良い香り。私の好きな白ワインを使ってくれたの?ねぇ、お前。こっちにもチーズを置いて頂戴」
「かしこまりました、姫猫様」
トローー…………
「あ"ぢぃ"ぃ"ぃ"ぃ"ィィイイイ!!!」
乳房を覆ったチーズのマグマが、続けてあさひの膣口に垂れた。肉襞の裂傷、かすり傷が、ワインを含んだチーズに塞がれていく。