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秘匿の闇市〜Midnight〜
第7章 救済と矛盾

 浴室の脱衣所への同伴まで頼んだあさひに、彩月は嫌な顔一つしなかった。その優しさにつけ上がって、脱がせて欲しいとねだる。


「ごめんなさい……私、わがままだったんだって、最近すごく分かるんです。やっぱり放っておいて下さい。私なんか……」

「前にも言っただろ、あさひを思ってるわけじゃないって」

「だったら」

「あさひはさ、自分のペットが朝、冷たくなっていたらどうする?外でいじめられて、病気になっていたらどうする?それと同じことだよ」


 ランジェリーが全て外れて、いよいよあさひはいかがわしい気持ちになる。

 日頃は休みたくて仕方ないのに、落凋したあさひの女の部分は、彩月を前にして潤沢になる。汚れきった肉体から、清水が湧き出ようとする。

 あさひは彩月にキスをねだって、触れて欲しい、と呟く。とろけるようなキスを受けて、いよいよじわじわしたものが下半身を満たしていくのに、待てども呼び水は来なかった。


「今日は、ダメ」

「──……。ですよね」


 扉を開ける彩月の視線は、他意がない。

 丸裸のあさひがいるのに。


「あさひが眠るまで、側にいる。あとで行くから」


 彩月の手が、あさひの肩をやんわり包んだ。うなじに彼女の唇が触れる。肩から滑り移った指先が、今朝の女の鞭が最も深く刻んだ部分を撫でた。
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