この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘匿の闇市〜Midnight〜
第8章 愛され少女の教育法


『美影?こんな時間まで悪いわね。ちょっと彩月をいじってくれない?』

「何のために……それに、あさひちゃんもちゃんと寝かせてあげて下さい」

『ええ、そうね、あさひはよく耐えたと思うのよ。頑張ったご褒美あげなくちゃね。それで、この子の大好きな注射をしてあげたくて。何本打とうか迷っているから、貴女が彩月をイかせた数にするわ』


 あさひは、ぐったりと脱力していた。全身から疲労と諦念とを放って、ただ胸を上下させている。


『いつものように、可愛がるだけよ。私と同じくらい彩月を知り尽くした貴女には、簡単でしょう。ただ、あまりあさひを焦らしては可哀想だし……デスクの引き出しに入っている薬も使いなさい』

「小松原さん。彩月、謝りに行くと言ってます……」

『あさひのための謝罪なんて、聞きたくないわ』


 そこで佳子がスマートフォンを置いた。ハンズフリーに切り替えた彼女は、あさひの口から数時間振りにタオルを抜いた。


『はぁっ、……』

『聞いていた?あさひ。美影は驚きもしなかった。貴女の味方をしていた彼女は、日常的に彩月を可愛がっていたもの。貴女がいなくなってからは、拍車がかかったわ』

『佳子様、が、命令されてるから……でしょう……っ?!』


 あさひにしては珍しい強い口調を遮って、佳子の竹棒が寝台を叩いた。


『美影。この家畜に身のほどを知らせてやって。通話は繋げたまま、あさひにも聞かせてあげるの。貴女が甘やかしてキスでもすれば、彩月もすぐその気になるわ』
/372ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ