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秘匿の闇市〜Midnight〜
第3章 飼育される侍女達
べチンッ……ペチッ……ビチッ…………
「あっ……あ"っ……」
鞭があさひの乳房を、肩を、恥丘や太ももを容赦なく打つ。
育江に座禅させられた時は、竹棒が痛くて泣いた。泣けば精神が乱れているという理由から、もっと打たれた。
あの時は涙を止めるのに必死だったのに、今あさひを気もそぞろにしているのは、よだれだ。おおむね全裸で、乳房も真っ赤になっているのに、身体のただ一点だけが物足りない。いっそもどかしがっている。
「飢えた獣みたいだ、あさひ。……痛めつけてもご褒美になるなんて、手の施しようがない。可愛いこの綺麗な顔は、どうやったらみじめに歪むの?」
「ァアッ……アーッ……ぁっ……」
だらだらとよだれがしたたる顎を、彩月が掴んで、あさひの頬を歪ませた。彼女の指が、ただ顔に触れただけで、また新しい愛液が脚と脚の間を這い出す。
…──欲しい。
自分から何かを望むなんて、女としてどうかしている。それでも、きっと佳子の命令だから自分に触れているだけのこの家政婦の指に、壊れるほど犯されたい。…………