この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘匿の闇市〜Midnight〜
第3章 飼育される侍女達


 あさひの願いは叶わなかった。

 友人達に破瓜の瞬間を見たいとせがまれた佳子が、彩月にそれを禁じたからだ。


「私達だけで楽しむのは惜しいし、別に私はお金に執着のある方ではないけれど……仮にも高級なペットだもの、もっと特別な時に楽しみたいわ」


 それには、誰も異議を唱えなかった。


「何よりあさひの、あのもどかしそうな顔……たまらなくない?穢れを知らない天使みたいな、あんなにエロティックな女は、二度と手に入るものではなくてよ」



 それにしても、女達の意識が性器のことでいっぱいなのは変わらないらしい。

 五感で呼び水を得た彼女らは、目で見られないなら自分達が満たされたいと言い出した。

 すると佳子が、さっき美影の運んできたティーセットから、まだ誰も手をつけていなかったデザート皿を取り上げた。


「ここにカップケーキがあるでしょう。三つはマンゴーピューレ、二つはプレーンですって。……彩月?プレーンを当てたお客様に、隣でおもてなしして差し上げなさい」

「かしこまりました、小松原さん。あさひは?」

「残った三人で楽しむわ。その愉快な格好のまま、身体だけ寝台を離れられるようにしておいて。首輪は私が外すから」
/372ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ