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秘匿の闇市〜Midnight〜
第3章 飼育される侍女達





 彩月が女達と退室すると、あさひは数時間振りに半径二メートル以上の距離を移動した。

 ペットらしく四つん這いで檻を出ると、林と、御室という女達がしどけない格好であさひの髪や肌を撫でた。
 初め犬や猫を愛でる調子だった愛撫は、次第に乳房や腰、尻や脚を刺戟するようになり、彼女らは僅かに裂傷を生み始めていたクリップをつまんで、こねくり回すこともした。

 あさひは女達の命令を受けて、あらゆる淫らなポーズをとった。ニップルに締めつけられた陰核を自らこすって、潤みの肉襞を広げた時は、すこぶる滑りやすくなっていることを自覚した。


「あさひ、と呼ぶわね。お姉さんのここ、舐めてご覧なさい」

「ぁっ……ああ……!」

「あさひ。貴女はペットなんだから、お客様にはちゃんと返事をなさい」

「ぁあっ!あーっ……」

「まぁ、小松原さんの意地悪。こんなお口じゃ話せないのは当然なのに、お尻をおつねりになるなんて」


 猿轡の輪から舌を出して、あさひは林の性器に伸ばした。
 唇が固定されているために、酸味の強い、それでいて甘さも遠くに感じるとろけるような肉襞を、思うようにしゃぶれない。しかし林は満足したようで、御室にも同じようにすることになった。


「ァァッ……良いわっ……良いっ……──あぁん!あああっ……気持ち良ぃ……私、小松原さん達の見ているところで…………私も変態だったんだわーっ…………!」



 御室はあさひの指で果てた。

 乳房が痛んでそれどころではなかったあさひを、林が舌や指で刺戟して、淫らな感覚に閉じ込めたのだ。


 美影が昼食の時間を知らせに来るまで、あさひは女達と楽しんだ。佳子はそうした三人を眺めて、おりふし彼女自身で身体をいじる。

 まもなくして、彩月が満足げな顔の稲川達と戻ってきた。美影がキッチンにいると知るや、本来は自分の仕事だからと言って、彼女を手伝いにそこへ向かった。
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