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秘匿の闇市〜Midnight〜
第3章 飼育される侍女達
さっきまで清掃や調理に勤しんでいた家政婦は、モニターの中で、変わり果てた姿をしていた。
圭の裸体は細く白い。それでいて栄養は事足りているほどのまるみがあって、胴に固定された腕を背中に持っていかれた彼女は、手首を交差させられている。その縄は乳房の上下を通っており、ふくよかな膨らみを強調していて、腕と脚に這う縄は、蜜原夫人の指摘の通り、大胆に肉を盛り上げていた。
海老反りになった圭は、肩と足とがほぼ同じ高さに位置しており、顔には僅かな苦痛が滲む。四人がそれには構わずに、圭をなけなしに支えていた台をどけると、いよいよ彼女は宙吊りになった。
「おお可愛い。こんなに縄が食い込んでいても、お前はいつも感じやすいな。小坂くんは、おや、ズボンが溢れそうじゃないか」
「当たり前だろう。…──今日はどこまで耐えられるかな?上手く出来たら、ご褒美だ。ほら見ろ、息子もビンビンになってるぞ!」
亀甲のごとく覊束の網目を飛び出した乳房の先端が、蜜原氏の指の腹の下でぷっくりと盛り上がっていた。ひくひくとたわむ白い海老状のボンレスハムが、ひときわたわわな丘陵を揺さぶって、彼の両手の蹂躙に喘ぐ。
小坂と呼ばれた男の方は、甘やかな息を吐き出す圭の顔を鷲掴みにして、鼻から口をべろりとしゃぶった。
「この人達は、パートナーの前で、よくもまぁそんなに浮気な態度をとれるわね。羽目を外したら承知しませんよ」
「お前だって、佳子さんの家政婦達に、うつつを抜かしているじゃないか。お借りした女はただの贅沢な玩具に過ぎない、風俗の女みたいなモン」
あっけらかんと断言した蜜原に、夫人が信頼しきった目で頷いた。