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秘匿の闇市〜Midnight〜
第3章 飼育される侍女達
佳子が当初、見込んだ通りだ。
客達は、この館では何も失くさず、快楽だけ賞翫して帰っていく。
佳子が提供するのは彼らの欲求に応じた非日常と、女体だ。
女体はこの館の家政婦達で、客達の要望の程度によって、給料も上乗せしてやる。
ある時を境に一切の我慢をやめた佳子は男に敷居を跨がせることを禁じたが、今日のように、女が同伴している場合は許容していた。
「ぁっ……クッ……ああっ!ぅ"……あ"ぁ"っ……──あああぁぁっっ!!」
天井を仰ぎ、佳子がはだいた自身のブラウスから覗いた乳房を揉んでいた間にも、圭の方は、何本もの太い輪ゴムが乳房の肉を押し出していた。凸凹な肉の塊に成り果てたそれは、ピィン……と突き出し、小坂夫人が平手で打つと、根元だけ揺れる。
その傍らで小坂氏が、圭の潤みに四本の指を出し入れしながら、極限までネジを締めたニップルに咬ませたクリトリスに、唐辛子粉を塗りつけている。
まもなくして、蜜原夫人が、そのニップルに鎖を繋いだ。鎖には直径三センチほどの重石が付いていて、夫人はそこにハンカチを巻くと、圭の口に押し込んだ。
「ンッ!!」
「口まで自由を失くしちゃったわね。圭ちゃん、苦しくても、重りは離さない方が良くてよ。貴女の大好きなクリちゃんが、引きちぎれるかも知れないから」
「んっ……ぅ"ぅっ……んん!!」
「綺麗な女が苦しみ悶える姿って、どうしてこんなに色っぽいのかしら……──可哀想に、唐辛子が効いているのね。バイブレーターを当てて、今度は気持ち良くなりましょう」
ヴィィィイイイン…………
蜜原夫人が棒状の玩具にスイッチを入れた。