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秘匿の闇市〜Midnight〜
第3章 飼育される侍女達
パシッ……パシッ……
「あぅっ」
「ね?欲しいでしょ。貴女みたいな底辺は、私達のような上流の人間に媚びるしか道はないものねぇ」
くすくすと無邪気に笑う小坂夫人の扇子が、圭の顎を掬い上げて、今度は乳房を叱咤した。
「お願いなさい」
「小坂様……」
「着床しないよう、身体のことまで考えてあげる私達の慈悲に感謝して、このだらしないおまんこで稼げることを喜びなさい」
ビシィッ…………
佳子は、圭が法悦していることを感じていた。
圭を初めて接客させたのは、半年前だ。
明るい気性、可憐な容姿が家政婦としての採用の決め手となった彼女は、すぐに来客達の注目を集めた。どこかから評判を聞きつけて、彼女を指名したいという男も出てきたところで、その中の一人だったのが、小坂氏だった。
それまで圭にさせていたのは、キスや抱擁、少しスキンシップの多いお茶くらいだったため、小坂夫妻を相手にしたあと、佳子にあらゆる後悔が押し寄せた。
しかし、小坂夫人が暴虐の限りを尽くし、小坂氏が精子を放出した次の出勤日、圭は何事もなかった顔で現れた。