この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘匿の闇市〜Midnight〜
第3章 飼育される侍女達

* * * * * * *

 複数の人間の笑い声、女の嬌音や叫び声、けたたましい物音が、ある一室からこぼれていた。

 見てはいけないものがある。

 そう直感したあさひは、圭のリングを掃除用具入れに預けて、屋内の掃除を済ませた。

 それから言いつけられていた通り、庭に出て草むしりを始める。


「あっ」


 急に視界が翳ったのに弾かれるようにして、あさひが顔を上げた先にいたのは、彩月だ。どこかへ出かけていたらしく、肩にポシェットをかけている。


「あさひじゃん。もう家事してるんだ」


 休みでも化粧の薄い彩月は、相変わらず洋服のとり合わせも素っ気ない。それが却って、女のたおやかさと少年めいた危うさ、儚さと包容力といった相反するものをひとところに感じさせる彼女の容姿の希少性を引き立てていて、あさひは言いようのない感覚に陥る。


「ッ……?!」


 エプロンからむき出しになった素肌が、にわかに衣服の温もりを得た。隙間から入り込んでいた涼風が遮断されたかと思うや、むぎゅ……と、乳房が何かに覆われる。


「ァッ……」


 あさひの真後ろに膝をついて、彩月が背中に胸を押しつけていた。彼女の手が乳房を揉んで、耳に吐息が吹きかかる。
/372ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ