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秘匿の闇市〜Midnight〜
第4章 淫蕩の婦人会


「な……何を……ァアッ……」


 尻からチューブが伸びている。チューブの先端には小型の風船のようなスイッチが繋がっていて、美影が力を加える度に、女が声を慄わせる。


「尻の中で異物が膨らんでいく気分は、どう?その子のペニスと肉一枚隔てて押し合って、変態にはたまらないんじゃない?」

「アァ……いいっ……気持ち良い……!あああん!ッ……──ァンッ!あっあっ……ああァァッァッ…………」


 女、いや、玲沙が腰を振り乱す。この世のものとは信じ難い、法悦した顔つきに、亜子まで自身が濡れ出すのを自覚して、下半身がつられて動く。


「はぁっ、玲沙……玲沙……!」


「言ってごらん?叫んでみろよ、あんたは変態なんだって……。……ほら、肉穴にされててこんな匂い振り撒くなんて、人間やめるしかないよねぇ?」


ズブーッ……ぐぢゅぐちゅ……ずぶっ……

くちゅ……くちょくちょ……ぴちゅっ…………


「あぁぁぁ……ごめんなさい……人間だなんて勘違いして、ごめんなさいぃ……アンッ…──ァッ……」


 変態です。私はただの肉穴です。


 玲沙は何度も叫びながら、美影が何か命じると、両手を上げてピースした。目をバンダナに覆っていても、彼女の顔が満面の笑みを張りつけているのが分かる。


「ぎもぢい"い"でずぅぅ!ああぁぁぁん!あんっ…………あひー!あへへっ……ああぁぁん!ァンッ……もっと犯してぇぇぇ…………!変態女を罰して下ざぁ"ぁ"ぁ"い…………」


 それから亜子は、美影と場所を代わって玲沙に二度目の暴行を加えた。
 玲沙の乳房から木の板を外して、美影が縄をかけて身体ごと吊り上げることもあった。緊縛されて性器を露出した彼女の尻の真下に低音蝋燭を灯して、亜子と美影があらゆる角度から革鞭を振り下ろすと、赤い割れ目がとろとろとよだれを垂らした。蝋燭が無駄にならないよう、彼女の肌に鮮やかな赤の模様も描いた。



 外が白み出す頃、三人して消耗していた。

 心は高揚が上回るのに。
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