この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘匿の闇市〜Midnight〜
第4章 淫蕩の婦人会


「っ、はぁ……」


 横断歩道を渡りきると、周りの通行人達は、各々の方角へ分かれていった。

 胸の、厳密にはその先端の痛みの原因は、ノンホールピアスだ。いつかオークション会場で見たことがある、刺激的な格好をした成熟した女が装着していて、野次を飛ばされていたのとよく似ている。加えて今、あさひの下半身をしっかりと覆って保護しているのは、ポケット付きのショーツだ。ポケットにはローターが仕込まれている。


ヴヴ……


 微かな振動音に、あさひの肩が跳ねた。

 しかし出どころはスマートフォン。

 メールの差出人は彩月だ。


『もうお手上げ?まだローター、動かしてもいないのに。変態な玩具ぶら下げて、もう見られてるって興奮してるとしたら、自意識過剰だよ」


「…………」


 そうだ。

 あさひが装着しているローターは、遠隔操作が可能なタイプで、リモコンは彩月が持っている。聞けば、あさひが入浴時以外は常時つけている首輪も、見る人が見れば、アパレルメーカーの製品でないことが分かるらしい。


『ちなみに今日は、オナニーのお許しが出てるから、指入れ以外はご自由に』


 そこでメールは終わっていた。
/372ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ