この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘匿の闇市〜Midnight〜
第4章 淫蕩の婦人会
『お待たせ、こっち終わった。あさひは?』
彩月から入ったメールに、ほっとする。
あさひが今いる地点を知らせたところで、『桃色小学校』という看板の店から赤ら顔の男達が出てきた。
「ぁんっ、……ごめんなさい」
「あ?……ッほぉ?!姉ちゃん可愛いねぇ!仕事帰りかい?」
彼らに肩をぶつけた弾みで、乳首がまた、ずきりとした。
さっきの婦人より至近距離に、男達の顔が迫る。加齢とアルコールの匂いに眩暈がしそうになりながら、あさひは脚の間に力を込めた。
「はぁっ、はぁ……お仕事中です……」
「おおー、どこの店?本当に別嬪さんだねぇ可愛いねぇ、よく言われない?お兄さん君を指名したいなぁ」
そこで、あさひははっとした。
ここら一帯は、風俗店やファッションホテルが集っているのだ。
知識と現実が結びつき、いよいよ自身の女の壺がぬるぬるとしていくのを感じる。
「私は、お買い物で……」
「分かった!デートクラブでしょ、正解じゃない?ね!すごい首輪つけてるねぇ。ご主人様は、お客さん?お兄さん達も、お姉さんをもっと気持ち良くさせてあげたいなぁ」
「おパンチュは履いてるんでしゅかぁ?」
「ァアッ……」
男の一人が、あさひの太ももを撫でながらスカートをめくって、尻を撫でた。