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秘匿の闇市〜Midnight〜
第4章 淫蕩の婦人会
* * * * * * *
「すみません、良ろしいですか」
「はい」
「『桃子がパイズリしてあげる〜ヌレヌレ娘の限界ご奉仕24時〜』と、『巨根大好きJKが初めてのセックスで潮吹きイキ地獄』は、どちらでしょうか」
「ぁ……少々お待ち下さい。商品の確認をして参ります」
目を泳がせながら顔を伏せた店員が、レジ近くのパソコン台へ走っていった。彼女がキーボードを叩く間、あさひは成人向けの同人誌の棚の前に立つ。
彩月の指示では、女性店員が在庫確認している間、あさひは、緊縛か触手に自由を奪われた少女が表紙の同人誌を読まなければいけない。そうしたものはすぐに見つかり、あさひはさっそくページをめくった。
「っ……」
漫画に明るくないあさひでも、この手の店で、比較的多くのタイトルが揃っているのに納得がいった。乳房や尻が誇張されて描かれたヒロインが、現実ではありえないシチュエーションで陵辱を受けている。紙とインクの産物だからこそ、なせる業だ。
「あぁ……」
むぎゅ……
もみ……
「ァッん……っ」
「お客様。お探しのお品物、当店在庫が……お一つ目の……」
「ぁっ、『桃子がパイズリしてあげる〜ヌレヌレ娘の限界ご奉仕24時〜』でしょうかぁ?」
「はい、そちらはございました。お二つ目が、申し訳ありませんが当店には在庫がございません」