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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第10章 操り人形
夕食を済ませて
二人は近くのカラオケ店の一室に入った。
「ねえ、どんな曲を歌うの?」
美代子はデンモクを手に嬉しそうだ。
「そんなことより美代子…」
そう言うなり洋介は美代子を抱き寄せてキスをした。
「ダメよ洋介…
誰かに見られちゃうわ」
そう言いながらも美代子は洋介に身を任せた。
「なあ、俺、美代子を抱きたいんだよ」
「ここで?
やめてよ、どこかに防犯カメラがあるかもしれないし…」
美代子はそう言って室内をキョロキョロし始めた。
『防犯カメラ以上に
ここに高性能のビデオカメラがあるんだけどね』
洋介は美代子の体をまさぐりながら
カメラのアングルを気にした。
洋介の手がスカートの中に潜り込んで
ショーツの上から美代子の女性自身を愛撫する。
「ちょっと…セックスをするのなら
ちゃんとラブホに行きましょうよ」と
美代子が提案した。
もちろん洋介も、その提案には大賛成だが
有人は騒がしい店内、
部屋のすぐ外を歩いてゆく足音、
そういった公然の場所で
セックスをする二人の痴態を録画したがってるのだ。
「たまにはこういうところでセックスをするのもいいじゃないか」
洋介はスカートを捲りあげて
ショーツを露にさせた。