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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第2章 婚約

「ほんとにお前のおっぱいはいいサイズだよな」
普段よりも強めに揉みまくる有人が興奮を物語っている。

それに応えるかのように
美代子の乳首ははち切れそうなほどに勃起する。

「こっちにこいよ」
有人は後ろから羽交い締めしたまま美代子を洗面台の前に立たせた。

鏡に写る有人の顔は
少しだけ狂気を含んでいた。
だが、それ以上に驚いたのは
同じく鏡に写る美代子自身の表情だった。

自分でも妖艶で、いい女の表情をしていた。
『私、こんなにも淫らな顔をしているのね』

まるで自分が娼婦にでもなったかのような
そんな錯覚に陥る。

「さあ、尻を突き出せよ」
そんな有人の命令にも、
素直に男を迎え入れたくて
少しだけ腰を振って男の目を楽しませてやった。

パン!!
肉を打つ乾いた音が響く。
有人がヒップに手形が残るほど強く
美代子のヒップを叩いたのだ。

「ああん…痛い…」
いつもなら「やめてよ!」と
相手を非難するだろうが、
ジンジンと痺れる尻肉の熱さが心地よい。

さらにヒップを突きだして
「挿(い)れて…」と
鏡の中のいやらしい女に聞かせるかのように
ゾクゾクとするような艶かしい声を出した。



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