この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
虐げられた新妻~秘密の書斎~
第1章 求愛

「ダメダメ、
落ち着いていたら乗り遅れちゃうわよ
こういうのはね、早めの行動が大事なのよ」

美代子がそう言うと
有人も同じように
「そうだぞ。就職浪人なんてまっぴらだからな
お前には社会人になって、とっとと部屋から出ていってもらいたいんだからな」
と美代子の意見に同調した。

「愛弓ちゃん、もし、よかったらウチを応募してみる?
私、口添えをしてあげるから」

「ホントに?
あ、でも私、メイクの事なにも知らないし
何一つ資格もないから…」

「美容部員に資格は必要ないのよ
そう言うことは社内研修で教えてくれるから」

美代子にしても有人と同じ大学の文学部卒業だったので、メイクの事はなにも知らなかった。
ダメ元で受けた化粧品メーカーの面接を受けたら
奇跡的に受かって、今では押しも押されぬ美容部員のエースと呼ばれていた。

そんな美代子の口添えなのだから、
会社も多少の融通を聞いてくれるはずだ。

「じゃあ…お願いしちゃおうかな」
たちまち愛弓に笑顔が戻った。


そんな話をしていると
時間はあっという間に過ぎてゆく。

「あら、もうこんな時間…
冗談じゃなくそろそろ帰るわ」
美代子が席を立つと

「じゃあ、俺、送ってゆくよ」
そう言って有人も車のキーを手に
同じように席を立った。

/159ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ