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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第4章 新婚旅行
片手で乳房を揉みながら
もう片手で浴衣の帯が解かれた。
するりと浴衣が脱がさせると
ショーツ一枚のセミヌードになった。
ショーツだって今夜のために
思いきって小さなTバックを選んでいた。
有人にはじっくりと観賞して欲しかった。
綺麗だよとも、
よく似合っているよとも、
セクシーだねとも、
美代子を蕩けさせる言葉を
かけてもらいたかったのに
有人は女性なら
そういう下着を身につけるのが当然といった風に
一言も発せずにビデオカメラに手を伸ばした。
「えっ?何?」
美代子が驚くと、有人は
「今夜は記念すべき初夜なんだ、
今夜の事を撮影して残しておこう」と言った。
「イヤよ!そんなの恥ずかしいわ
撮影して残さずに
あなたの記憶の中に
焼き付けてくれたらいいじゃない」
美代子はレンズを向けられて
慌てて胸を手で隠した。
「恥ずかしがるなよ、夫婦じゃないか
誰かに見せる訳じゃない
ほら、手をどけろよ」
ビデオカメラを手にしながら、
片手で美代子の腕を解こうとする。
美代子は脱がされた浴衣で体を隠すと
慌てて部屋の片隅へ逃げた。
「わかったよ、ハメ撮りはしないよ」
有人はそう言って布団の傍にカメラを置き
美代子を捕まえると布団に引きずり込んだ。