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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第4章 新婚旅行
有人はどんどんとリードを引っ張って
ドアに向かって行きます。
「あなた?どこへ?」
美代子は不安げに有人に尋ねました。
「どこへって、散歩に行くって言ったじゃないか」
そう言いながらドアノブに手をかけたのです。
たちまち美代子は有人が何をしようとしているのか
ピンときました。
「あなた、バカな事はやめて!」
美代子は抗うために立ち上がった。
「おいおい…犬は立ち上がったりしないよ
それに、今、お前は犬なんだから
喋ったりするのはおかしいだろ」
そう言って有人は美代子の尻を蹴飛ばしたのです。
「痛いってば!
今夜のあなた、少しおかしいんじゃない?」
美代子は有人と付き合ってから
初めて彼を罵倒した。
美代子が怒りを込めて有人を睨んだので
さすがにこれは不味いと思ったのか
「ちえっ!冗談のわからん奴だな」と
リードに見立てた浴衣の帯を放り出すと
「何だか今夜はもう
お前とセックスをする気が失せたよ」と言って
さっさと寝床に潜り込んでしまった。
美代子は慌てて有人を追って
同じ布団に潜り込んで彼の体にすがり付いた。
「あなた、怒っちゃったの?
でも、もしかしたらあなたに
変態的な趣味があるのかと怖くなっちゃたのよ」
許してねと美代子は
おっぱいを有人の背中に押し付けた。