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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第1章 求愛
「やめて!
ホントに車の中でなんてイヤなのよ」
美代子は渾身の力で男を押し返そうとした。
だが、性欲に満ちた男はびくともしない。
嫌がって嫌悪の表情を浮かべる美代子の唇に
愛煙家の男のヤニ臭い唇が重なる。
チュバチュバといやらしい音を立てながら
閉じられた美代子の唇を
これでもかとおぞましいほどに男の舌が這い回る。
執拗に美代子の唇を舐めながら
男の手は美代子のスカートの中に潜り込んでくる。
大切な女性自身を守る
小さなショーツの布地だけは死守すべく、
美代子は脱がされてたまるものかと
必死に防御した。
脱ぎたくなければ脱がないでいいさと
男の指はショーツのクロッチの上から
グリグリと押し込んできた。
「濡れてないじゃないか
舐めてやろうか?」
上から目線で男が呟く。
「そんなんじゃないの!
ちゃんとしたホテルで求められれば
いくらでも濡れるし
体も開いてあげるって言ってるのよ!」
だが、興奮している男は聞く耳を持たない。
「抱きたい時に抱くのが俺のスタンスなんだよ」
ショーツ越しに男の指が
美代子の女性自身を突いてくる。
「やめて!誰かに覗かれるかもしれないし…」
ワゴンタイプではない車高の低い
スポーツタイプの車種なので、
外からは丸見え状態だった。