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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第1章 求愛
「見られた方が興奮するかもよ」
男はそう言ってコンソールボックスを跨ぐと
片手で器用にベルトを外して
下着とズボンを一気に膝までずり下げた。
真正面から眺めれば
車のフロントガラスに
男の尻が丸見えになっていたに違いない。
「ほら、欲しいんだろ?
素直になれよ」
男はそそり立ったペニスを
美代子の股間に押し当ててきた。
「欲しくない!
こんな車の中でセックスをしたいなんて
貴方どうかしてるわ!」
セックスは秘め事なのだ。
いくら人の気配がない波止場とはいえ、
数十メートル先では
夜釣りを楽しむ中年男が一人竿を垂らしていた。
「車がギシギシ揺れだしたら
あのおっさんが気付くかもな」
男は助手席のリクライニングレバーを引いて
美代子を押し倒した。
シートベルトをしたままだったので、
美代子自身は身動きが取れない格好だった。
それをいいことに、
男は美代子の左足の膝裏に片手を突っ込み
そのままグイッと持ち上げた。
持ち上げた足を器用に男は自分の肩に乗せ
ホールドしてしまうと自由になった右手で
ショーツの鼠径部をグッと片側に寄せた。
股間に外気の冷たさを感じて
自分の性器が露出されたことがわかった。