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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第5章 新婚生活
「それって…」
有人に聞くまでもなかった。
セックスが好きな美代子は独身時代に
オナニーをするために
いろんなエロサイトを見て回った時期があった。
その中で美女がベッドに拘束されていた。
そう、それはまさしく
あの時のサイトで見た拘束具そのものだった。
「そう、これは手枷だ。
もちろん足首にも使えるけど
俺はこれで君の手首に着けて
ベッドに拘束したいんだ」
さあ、こっちにおいでと
嫌がる美代子の手を無理やり掴むと
ひんやりとしたレザーの手枷を手首に巻き付けた。
「どうしてこんなことをしたがるの?」
泣きそうになりながら美代子は拒み続けた。
「どうしてかって?う~ん…一言で言うなら
こういうものを装着した君は
誰よりも美しいと言うことかな」
言葉を一つ一つ選びながらも
お前をベッドに拘束したいんだという想いが
ヒシヒシと伝わってくる。
「そうすることであなたは興奮するの?」
そんなやり取りをしながらも
有人は着々と美代子をベッドに拘束して行く。
「ああ、興奮するよ
だって君は何事も完璧すぎるんだよ
夜のベッドの中では
パーフェクトな姿を脱ぎ捨てて
とびっきり変態チックな君に化けて欲しいんだ」
手枷に着いたリードのロープを
ベッドの支柱に縛り付けながら
有人は黙々と作業を続けた。