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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第5章 新婚生活
右手を縛り上げると
今度は左手を同じように拘束した。
そしてベッドの支柱に縛り付けたリードを
ぐいっと引き絞ると
美代子の両手は大きく開かれ
ベッドに大の字に張り付けにされた。
「とても美しいよ
さあ、仕上げに
君が買ってきたアイマスクを着けようね
ほら、目の前が真っ暗になって
次に何をされるのか不安でたまらないだろ?」
そう言いながら有人は
書斎から持ってきたバッグの中を
ゴソゴソと物色し始めた。
「なに?あなた何をするつもりなの?」
有人の言う通り視覚を奪われるというのは
情報が遮断されるだけでなく
聴覚は生きているので音だけが頼りになる反面
聞き慣れない音だと不安で堪らなくなる。
「これを使ってあげるからね」
そう言い終わると有人の声のする方向から
ヴィ~ンというモーター音がしてきた。
なにも知らない処女ではないので
その音が何の音かはある程度察しがついた。
「やだ!変なものを使わないでよ!」
バイブは学生時代に何度か使ったことがある。
しかし、あの無機質な触り心地が
どうにも馴染めなくて
美代子はバイブやローターは好きではなかった。
「ほら、脚を開きなよ」
新婚旅行で抵抗した時に
尻を蹴飛ばされた事があるので
痛い想いをしたくなかったので
美代子は嫌々ながらも脚を開いた。