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第5章 新婚生活

ヴィ～ンという音が股間から聞こえてくる。
『ああん、それで私のおまんこを
弄るつもりなのね』
だが、いつまでたっても、
あのビリビリするような刺激が与えられない。
「？」
何をしているのだろう…
顔を近づけて匂いでも嗅いでいるのかしら？
それにしては吸ったり吐いたりする呼吸の空気の流れが感じられない。

バイブで弄るのならさっさと済ませて欲しいわ
そんな思いが頭をよぎった次の瞬間、
ヴィ～ンという音が大きくなり
乳首にブルブルという衝撃が襲った。
「あうっ！」
てっきり、おまんこかクリトリスに
攻撃してくるものだとばかり予想していたので
乳首への攻撃はほんとに不意打ちで
心の準備が出来ていなかった美代子は
体を仰け反らせて喘いだ。

『うそっ！？
バイブの責めってこんなに気持ちよかったかしら』
視覚が奪われている分、
体の与えられる刺激への対応が
敏感になっているのかもしれない。
「ほら、意外と気持ちいいだろ？」
急に耳元で声がしたものだから
思わずビクッと体が驚いてブルッと震えた。
『こんな囁きにさえ感じてしまうなんて…』
美代子は目隠しプレイや拘束プレイを楽しむ女性の気持ちが少しわかった気がした。
「さて、次はどこを弄(いたぶ)ってやろうかな」
有人がワクワクしているのだという気持ちが
声の震えから伝わってきた。