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虐げられた新妻~秘密の書斎~
第7章 彼氏と自宅で
翌朝、朝早くに夫の有人を送り出してから
美代子も身支度を整えて出勤に出掛けた。
手首の包帯が取れ、絆創膏で隠すだけになったから
これなら不審に感じないだろうと思った。
『三日間も夫がいないのなら
洋介さんと会う約束をしておけばよかったなあ』
しかし、残念なことに
前日愛し合った後、時間がなかったので
お互いの連絡先を交換していなかった。
ひとときのアバンチュールなんだから
それも仕方ないわねと美代子は諦めた。
刹那の逢瀬なのだからあんなに燃えたんだわと