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ストーカー生徒と万引き先生 〜保健室の憧れの先生〜
第3章 謝罪の制止
扉が閉まり、そして先生の足音がまた近付いてくる。
僕は再び目を閉じた。
そしてカーテンが開き、すぐに閉まる音が聞こえた。
「寝たフリしてる大地くん」
「えっ、気付いてたんですか??」
「ふふ、先生もサボっちゃていい??」
「えっ、あっ、はい」
「じゃあ少しだけ向こうに寄って」
僕が少し横に移ると、先生が布団に潜り込んできた。
そして横向きにじぃ〜っと僕の顔を見つめてくる。

「大地くん、先生のヒミツいっぱい知ってるよね??」
「そうですね、いっぱい増えちゃいましたね」
「ふふ、そうだね。でもね、ホントはもっとたくさんヒミツあるんだ」
「もっとたくさん…ですか??」
「うん、そう。さっき大地くん、謝ろうとしてくれてたでしょ??そのことを大地くんが眠ってる間に考えてたんだ」
「でも先生、謝ろうとした僕を…その…キスで止めましたよね」
「ふふ、そうだね。その理由が大地くんのまだ知らないヒミツなんだ。聞いてくれる??」
先生のもっとたくさんのヒミツ…
今までのヒミツは先生と僕を繋ぐ役割をしてくれていた。
新しく知るヒミツは同じく繋いでくれるのだろうか??
それとも…正直不安だった…
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