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第1章 私の好きな、最低の場所

明るいところで見る公衆便所は、さらに汚さを際立たせていた。

薄汚れた壁やドアや便器。
そして、不快な臭い。

私は中に足を踏み入れて、しばらく立ってみた。

息を吸うと、公衆便所特有の、ひどい臭いが鼻に入ってくる。

私はそんな場所にいながら、少しずつ身体の内から湧き上がってくるものを感じた。

私が考えていることを自分でも受け入れられない。
けれど、もう抗えない。

私の息は次第に荒くなっていった。

たまらず、私は個室に駆け込んだ。

あの日と同じ場所。

私は心のどこかで、ここに来るのを望んでいた。

私はこの、汚くて、臭くて、最悪な場所が好きになっていた。

私は、自分のスカートの中に手を入れて、下着の上から性器を撫でた。

驚いたことに、私の愛液は気づかないうちに性器から溢れて、下着を濡らしていた。

下着をずらして、直接触ってみると、これほど濡れたことはないというほど、愛液が溢れていた。

スカートをめくり、直接みると、垂れた愛液が太ももに糸を引いていた。

もう、自分から溢れてくる欲求を抑えきれない。