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指先が待ち遠しくて
第1章 電車内で
 次の水曜日。
 私はどうしてもあの指先にイかされたくて、そのためにできそうなことを実践することにした。
 退勤した私は、急ぎ足で駅のトイレへと向かい、下着とストッキングを脱いで鞄にしまった。そして、電車がくる数分前までエッチな動画を見て興奮を高めていった。
 時間になりトイレから飛びだし、ホームへと上がる。
 足もスカートの中もスース―して、心もとない気持ちになってしまう。それでも、これからのことを期待し、蜜は垂れてしまいそうなくらいにじみ出ていた。
 目の前に開いた扉の中に入り込むと、いつもよりも意識して立ち位置を選び、あの指先が私に触れるのを待った。
 いつもと同じタイミングで太ももが撫でられた。
 邪魔なものがなければすぐに割れ目をまさぐってもらえると思っていたのに、手の平全体で感触を楽しむように太ももを粘っこく撫でられて、なかなか触ってもらうことができなかった。
 もどかしい気持ちで待っていると、やっとスカートの中へと指先が移動しだした。股にかかった指先は、下着がないことに驚いたのか一瞬動きが止まったが、その後いつもよりも荒々しく割れ目を押し開き中へと入ってきた。
「んぅ……」
 声を抑えようとするものの、出し入れしながら敏感なところも擦りあげられ、腰に硬いモノを押し付けられながらのいつもより激しい攻めに、声がどうしてももれてしまう。
 しばらく必死で耐えていると、ぐりぐりと押し付けられていたモノが少し離れた。指の動きかほとんどなくなり、後ろでごそごそと動いているのが分かる。
 少しすると、スカートの後ろ部分がたくしあげられてお尻に熱く硬いものが当たった。
 お尻の割れ目に沿って、遠慮なく突き進んでくるモノは、私の愛液ですぐにヌルヌルになってしまったのか、スムーズに動いては時折秘豆を擦って、私を絶頂へと突き上げようとする。
「んぅ……、ん……」
 イク……、イキそう……。
 その時電車が止まり人が動き出した。
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