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濡れて堕ちて……
第6章 贖罪
休憩時間を終え持ち場に戻ると
「今日は来なかったね、あの子」
長谷川さんがニコニコしながら私に話かけて来た。
じゃぁ、私が休憩してる間も来なかったんだ。
「…風邪でもひいてるんですかね?あはは」
必死に笑顔を作った。
真っ赤な目を見られないようにすぐに長谷川さんから顔を反らした。
ホッとしたような、少し悲しい気分になったような。
もし、私と別れたら徹はもうここには来ないかも知れない。
もう、あのひだまりのような笑顔は見れないかも知れない。
そう考えると、とてつもなく寂しいと感じた。
本当に私って、どこまで自分勝手なんだろう。
そんな自分が嫌になる。
仕事も終わりチキンを買い、帰路につく。
浩一からの初めてのリクエスト料理だ。
張り切り過ぎて高級な鶏肉にしちゃった。
なんか…、初めてかも。
浩一に必要とされてるって実感するのも
浩一に早く帰って来て欲しいって思うのも。
愛する人が私を愛してくれてる。
こんなに幸せな事だったなんて…。
あ、そーいえば
浩一って、じゃがいもが苦手だったっけ。
好き嫌いなく食べてもらうつもりだけどw
「今日は来なかったね、あの子」
長谷川さんがニコニコしながら私に話かけて来た。
じゃぁ、私が休憩してる間も来なかったんだ。
「…風邪でもひいてるんですかね?あはは」
必死に笑顔を作った。
真っ赤な目を見られないようにすぐに長谷川さんから顔を反らした。
ホッとしたような、少し悲しい気分になったような。
もし、私と別れたら徹はもうここには来ないかも知れない。
もう、あのひだまりのような笑顔は見れないかも知れない。
そう考えると、とてつもなく寂しいと感じた。
本当に私って、どこまで自分勝手なんだろう。
そんな自分が嫌になる。
仕事も終わりチキンを買い、帰路につく。
浩一からの初めてのリクエスト料理だ。
張り切り過ぎて高級な鶏肉にしちゃった。
なんか…、初めてかも。
浩一に必要とされてるって実感するのも
浩一に早く帰って来て欲しいって思うのも。
愛する人が私を愛してくれてる。
こんなに幸せな事だったなんて…。
あ、そーいえば
浩一って、じゃがいもが苦手だったっけ。
好き嫌いなく食べてもらうつもりだけどw