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濡れて堕ちて……
第6章 贖罪
「ここで…、ここで抱いて…」

「え?」



ここ。

今浩一と食事をしてたキッチン。




寝室でなんて

柔らかな布団の上でなんて

そんな大事に優しくしてくれなくていい。




「でも…」

「お願い、ここでめちゃくちゃにして」





浩一の胸に顔をうずめ必死に恥ずかしさを掻き消そうとした。






何も考えられなくなるぐらいめちゃくちゃにして欲しい。

痛くしてくれてもいい。

体が痛むたびに、私が浩一を思い出せるように。

私は浩一のものなんだとわからせて。





「何処で覚えたんだよ、そんな誘い文句」

「だって…」


「優しくしてやろうと思ったけど、そんな可愛い事言われたら嫌でもめちゃくちゃにしたくなる」







流し台に手を付かされ、腰を浩一に突き出すような体勢にされた。

履いてたジーンズも下着も全て取り払われた。


「あっ、あぁっ!」


私のお尻を掴み、肉を強引に拓かせ

そこに浩一の舌が割って入って来る。
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