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濡れて堕ちて……
第1章 孵化
「浩一が勝手に決めた事でしょ!?パートにだって責任はあるの!!大体、向こうの奥さんの事ばっかり気にしてるけど、私の都合や予定はどう考えて────────」
あっ
しまった…。
誰より、浩一の性格を把握してるのは私だ。
持ってた包丁をまな板に叩きつけ怒鳴った瞬間に我に帰ったけど
時既に遅し。
「もういい」
溜め息を付きながらスーツを脱ぎさっさと浴室に向かって行った。
浩一は私が怒ったり怒鳴ったりすると反論する訳じゃなく
かと言って謝ったり宥めたりする訳もなく
ただ拗ねて無口になる。
こうなると3日は修復不能。
無視に近い状態が続く。
その辺に脱ぎ散らかされた靴下やシャツを広い、浴室側の洗濯機に放り込んだ。
晩ご飯を作ってる途中なんだから余計な用事を増やさないで欲しい。
怒られたら拗ねるなんて、子供じゃあるまい…
別に拗ねたからと言ってご機嫌を取る訳じゃないし、どうって事ないんだけど
疲れるというか、面倒な性格というか…
あっ
しまった…。
誰より、浩一の性格を把握してるのは私だ。
持ってた包丁をまな板に叩きつけ怒鳴った瞬間に我に帰ったけど
時既に遅し。
「もういい」
溜め息を付きながらスーツを脱ぎさっさと浴室に向かって行った。
浩一は私が怒ったり怒鳴ったりすると反論する訳じゃなく
かと言って謝ったり宥めたりする訳もなく
ただ拗ねて無口になる。
こうなると3日は修復不能。
無視に近い状態が続く。
その辺に脱ぎ散らかされた靴下やシャツを広い、浴室側の洗濯機に放り込んだ。
晩ご飯を作ってる途中なんだから余計な用事を増やさないで欲しい。
怒られたら拗ねるなんて、子供じゃあるまい…
別に拗ねたからと言ってご機嫌を取る訳じゃないし、どうって事ないんだけど
疲れるというか、面倒な性格というか…