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第7章 淫獣

秘部が…

火を付けたみたいに熱い。


徹の舌が触れるたびに体が反応し、それに合わせて体中に巻きつけられてる鎖がジャラジャラ音を立てる。


「んっ、んんっ、ふぅっ…んっ！！───────」


マウスピースの隙間から漏れる息すら熱い。

何度絶頂を迎えても、徹の舌は私を逃がしてはくれない。


「んぅ…。ふぁぁっ！！」

マウスピースのせいで、言葉を発そうとしても情けない声に変化してしまう。

言葉がダメなら体だけでも逃がそうと腰を浮かせたり、捻ったり…

徹の舌から逃れようと必死になった。　


しかし、その反応はどれも徹の欲望を煽るだけだった。


これ以上、ソコを刺激されたら──────


「んぅぅぅっ！！ふぅっ、んぐっ！！」


今にも狂いそうな声。


首を左右に振り、髪を振り乱しながら懇願したが

野獣の餌と化すだけ。


「ふぇっ、ゃえふぅっ！！むぅ、ゃめ、ううぅぅぅぅっ！！」

クチュ、チュッ、まるで口づけを楽しむような音。

そんな小さな音なのに与えられる快感はまるで刃物のみたいに体を貫く。


「これ以上攻めたら…陽子さん狂っちゃうかも知れませんね」


やっと私のソコから離れてくれた。

けれど、私の足も体もソコも小さな痙攣が止まらない。

「あー、さっきの薬の副作用かな？ここまで敏感じゃなかったですもんね、陽子さん」


マウスピースの隙間を縫い、口の端から流れた唾液が頬を伝った。