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濡れて堕ちて……
第9章 悪夢
冷暖房だけはしっかしてるこの部屋で、下着のみというのは
体温的には幾分マシだが
女性として1日中、素肌を晒しているというのは居心地が悪かった。
だから、久しぶりに衣類を身につけられると言うのはこの上ない喜びだった。
「…………あの」
「陽子さんに似合うと思ったんです」
徹から衣類を手渡され、サッと広げた瞬間
違和感を覚えた。
私が…、ここに連れて来られた時に着てた服じゃない。
徹に奪われた服じゃなかったからだ。
上は真っ白なチュニック
下は…サーモンピンクの、びっくりするようなミニスカート。
こんな服、普段なら絶対着ないし買ったりもしない。
まるで若い子が着るようなフリルをあしらった造り。
一瞬戸惑ったがマトモな衣類を用意してくれたのだから文句は言うまい。
ここで逆らったら何をされるかわからない。
それこそ、あのゲームの時のようなお仕置きをされ兼ねない。
…そして、もう1つの異変に気づいた。
「あの、下着は…?」
…下着がない。
ここに来てからマトモな下着を着けてない。
全て徹に没収されたからだ。
今着てるワンピだって…、胸元にパットが着いてるだけのキャミソールワンピ。
ちゃんとしたブラジャーとパンツがない。
「必要ないでしょ?そんなもの無くたって陽子さんの胸って綺麗だし」
…そんな事を言ってるんじゃない。
ブラはいいとしても、こんな短いスカートなのにパンツがないなんて…。
「で、でも…、こんなスカートなのに…」
「見えないように気をつけて下さいね」
やっぱり。
徹が仕掛ける事にマトモな事なんてあるはずないのに。
この服だって。
デザインも色も、私の趣味とはまるっきり違う。
体温的には幾分マシだが
女性として1日中、素肌を晒しているというのは居心地が悪かった。
だから、久しぶりに衣類を身につけられると言うのはこの上ない喜びだった。
「…………あの」
「陽子さんに似合うと思ったんです」
徹から衣類を手渡され、サッと広げた瞬間
違和感を覚えた。
私が…、ここに連れて来られた時に着てた服じゃない。
徹に奪われた服じゃなかったからだ。
上は真っ白なチュニック
下は…サーモンピンクの、びっくりするようなミニスカート。
こんな服、普段なら絶対着ないし買ったりもしない。
まるで若い子が着るようなフリルをあしらった造り。
一瞬戸惑ったがマトモな衣類を用意してくれたのだから文句は言うまい。
ここで逆らったら何をされるかわからない。
それこそ、あのゲームの時のようなお仕置きをされ兼ねない。
…そして、もう1つの異変に気づいた。
「あの、下着は…?」
…下着がない。
ここに来てからマトモな下着を着けてない。
全て徹に没収されたからだ。
今着てるワンピだって…、胸元にパットが着いてるだけのキャミソールワンピ。
ちゃんとしたブラジャーとパンツがない。
「必要ないでしょ?そんなもの無くたって陽子さんの胸って綺麗だし」
…そんな事を言ってるんじゃない。
ブラはいいとしても、こんな短いスカートなのにパンツがないなんて…。
「で、でも…、こんなスカートなのに…」
「見えないように気をつけて下さいね」
やっぱり。
徹が仕掛ける事にマトモな事なんてあるはずないのに。
この服だって。
デザインも色も、私の趣味とはまるっきり違う。