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濡れて堕ちて……
第9章 悪夢
「くすくす、辛そうですね」

今更、徹がマトモな行動を取るなんて思ってないけど。


シートがひんやり湿っていく。


ミニスカートの中から聞こえる小さな電子音。

よく耳をすまさないと聞き取れないぐらいの音だが

「変、態…」

「まだイカないで下さいね」


私の中で動くもの、用意周到な徹が用意してた遠隔操作式のローター。

こんなものを体内に入れられて、ガタガタの地元道をドライブ。

確かにドライブがいいとは思ったけど、こんなドライブ…。

「あっ、あんっ」

タイヤが石を跳ねたり、窪みに沈んだりする振動だけで

私のソコは悲鳴を上げる。


こんな荒れた道を進んで何処へ行くつもりなの?

それとも、こんな荒れた道をただひたすらドライブするつもり?



車は荒れた山道を抜け、県境をも超えて、とうとう隣の県に入ってしまった。

「ねぇ、どこに…あぁっ」

窓ガラスに手をつくと私の手の痕がくっきり残ってる。

私の体温と吐息で車内の温度が上昇してるのだろう、ガラスが曇りだしていた。

「素敵な場所です」

県境を越え、今車は山を下ってるように感じる。

このルートで行けば夜景ではなさそうだ。



鬱蒼とする山道を抜けて着いたのは先ほどよりかは若干土地の拓かれた場所。

コンビニもあるし、DVDショップも見えるし、若い子達も数人ほど見えだした。

そこまで都会的って訳ではないけど、人通りが多くなって少しホッとした。
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