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濡れて堕ちて……
第9章 悪夢
けど、こんなお店に入るのは初めてで

お店の構図すら把握出来てない。



グッズ売場はどの辺りにあるの?

DVDとグッズ売場が別れてるっていうのはわかるけど…。

こんなとこで迷子になんてなりたくな──────


ビィィィィンッ!


戸惑いながらキョロキョロする私の下半身で疼きが一層激しくなった。



「っっ!!──────ふ、ぅんっ!!」

突然の刺激にその場にしゃがみ込んだが

しゃがみ込んだ場所が悪くて

床にDVDが散らばった。


静まり返る店内でDVDを散らばらせてしまい、その音で数人の男性客が振り向いた。


当然ながら男性しか入れないようなお店で

ミニスカートを履き、フラフラになりながら、熱い吐息を履いてる女性なんて

完全なる痴女だ。


何人もの男性客の視線が刺さる。


恥ずかしい。

今すぐ消えてなくなりたい…。



でも、何でいきなり玩具の動きが強くなったの?

リモコンを持ってる徹は今、駐車場に停めてある車の中にいるはず。

あの駐車場からこの店内までって結構距離があるはずなのに

この玩具ってこんなに遠くまで電波届くの?




コツ、コツ─────

背後に響く足音。


まさか…?


振り向くと…




にっこりと、ひだまりの笑顔が見えた。





「と…る?」

車内で待ってるはずの徹が私の後ろに立っていた。

まるで私の反応を楽しんでるみたいに。

まるで逃げ出さないように見張ってるかのように。


さっさとしろって事…?

こんな場所、来たことすらないのに

さっさと行動しろなんて無理…。



でも、早くしないと

早くこの場所から逃げて、この玩具を取ってしまいたい。

フラフラになりながら何とか立ち上がった。



男性客の視線が刺さって痛い。
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