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濡れて堕ちて……
第9章 悪夢
DVDコーナーの奥に

アダルトグッズコーナーを見つけた。


ここでいいんだよ、ね…?


早く買わなきゃ…。


でも、好きな玩具って言われても、どれがどういうモノなのか全然わからない。

変なものを買ったら徹に何をされるかわからない。

それに、快楽で思考が停止して「選ぶ」なんて考えがまとまらない。

それに、これをレジに持って行くの…?


選び手に取る様子を見せない私に痺れを切らしたのか──────


ビィィィィンッ!!

「ふっ…んんぅっ!!」


嫌…っ、こんなとこで…

さっきもこんなに強く刺激されて

必死に声も我慢してるのに

何度も何度も刺激されたら、もう…っ!!



太股を冷たい水滴が伝う。



────────っ!!



よろけ手をついた棚。

そこにあったのは粒々が着いたバイブ。



何でもいいっ!!

もう、何でもいいから早くここから…っ!



思考が働かない。

後ろから徹のクスクス笑いと口笛が聞こえる。



楽しんでるんだ、徹は。

早く、早く…っ!!


バイブの箱を手に取りレジへ持って行った。


こういう所のレジは顔が見えないように板が張ってあり

取り出し口というか小さな穴からお勘定が出来るようになっている。

プライバシーの保護?

でも、その方がよかった。


今の私の姿、見られたくない。


箱は中身が見えないように真っ黒な袋に入れられ、お釣りを受け取ると

私は足早にアダルトグッズコーナーを後にした。

走ったら中の玩具が暴れて転んでしまいそうになるし、転んだらスカートが捲れてしまう。

…フラフラで走れそうにないけど

とにかく足早にそのコーナーから抜け出した。
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