この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
濡れて堕ちて……
第9章 悪夢
嫌な汗が背中を、額を伝う。


こんな痴女めいた女がこんな玩具を買ってるなんて滑稽だ。

後ろで私を見張ってる徹なんてお構いなしに私は車へ急いだ。

初めて入ったこのお店、女性にとってこんなに居心地が悪い所だったなんて─────





「あーぁ、まさかイクなんて思ってませんでしたよー」

車に戻り後部座席で身悶える私を余所に私の反応を未だに楽しんでる。


私だって…

あんな…、あんな場所であんな事に…。

唯一の救いはここが見知らぬ土地だったという事だ。


「約束は…、あぁっ、守ったじゃない!早くこのローター…あぁぁんっ!!」

早く取って欲しかった。

僅かな振動だけど、こんなに永く続くだけで拷問に等しい快楽になるなんて。

「しかも、選んだのがこんな玩具ですか」

適当に選んだのだから、どんな玩具なのかなんて確認してない。

それに、あの時徹がローターの振動を操作したから半ば半強制的に選ばされたようなもんだ。

私の意志で選んだんじゃない。

私が手にして購入したその玩具は

「粒々の着いた極太バイブ、ですか」

袋から取り出し、箱を空け、楽しそうにそれを眺めている。

早く終わらせたかったとは言え、半ば半強制的とは言え、とんでもないものを購入してしまったようだ。

「好きで、選んだんじゃ…あっ!」

本当ならそんなものに興味なんてない。

欲しくなんてないのに…。


「それじゃあ、早速…」

早速?

早速って何…?


これ以上、私に何もしないで欲しい。

お願い、もうやめて…。


けど、私の嫌がる顔を見て

徹がやめてくれるはずなんてない。

寧ろ、徹を煽るだけ。



「この近くに公園があるんでちょっと外の空気にあたりませんか?」










/267ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ