この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
濡れて堕ちて……
第10章 代償
まさか、この声って…っ!?







必死に耳をすませた。

いや、すませなくても扉のすぐ向こう側

恐らく3mも離れてないであろう距離

聞こえないはずがない。





私の5感が生きる事を諦めてたせいで聴覚すら弱まってたけど

この声は…っ!!






「一体何が目的なんですか?」





浩、一…?






まさか、そんな…。

一瞬、自分の耳を疑った。

浩一が恋しすぎて、いたぶられ過ぎて幻聴でも聞こえてるんじゃ?

第一、浩一が徹の部屋にいるはずがない。


幻聴だ!

幻聴に決まってる…っ




でも…






「カルビナスさんはスイーツ菓子業界じゃ常に黒字という噂ですが…、単なる脅しにしては随分と悪趣味ですね」






幻聴なんかじゃない…

聞き間違えるはずがない。









この声は浩一だ…っ!!




愛しくて愛しくて

弄ばれた夜でさえ夢に見るほど会いたかった人。


今すぐ顔が見たい。



でも───────────

何で、浩一にいるの?
/267ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ