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濡れて堕ちて……
第11章 泡沫
財布の中身は3,000円と小銭が数枚。

私の携帯は特別珍しい機種でもない。

コンビニに行けば私の機種の使い捨て充電器ぐらいあるはずだ。


電池が復活したって、来てるメールといえばダイレクトメールかクーポンメール。

留守番電話だって職場の人やセールスマンの声だろうけど





浩一…っ。






妻のあんな醜態を見といてメールや電話が来てるなんてまず有り得ない。

私なら送る言葉が見つからない。


浩一から連絡が来てるなんて有り得ないと頭ではわかってるけど



私は財布だけを握って部屋を飛び出していた。




このマンションを出て、南に少し歩いたところに確かコンビニがあったはず。

今の私に取って、久しぶりに外へ出たとか、空が綺麗だとかはどうでもよかった。




もし、連絡が来てないなら吹っ切れる。

メールや留守番電話で罵倒されてもかまわない。


まさか不倫相手に携帯を没収されてるなんて思わないだろう。



浩一からの審判は受けるつもりだ。







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